以前パチンコ屋さんでアルバイトをしていました。そこはチェーン店で市内に何店舗か店を構える中堅クラスの規模だったと思います。仕事の内容は、お客さんが出した玉を運んだり、「ドル箱」と呼ばれるパチンコ玉を入れる箱を上げたり下げたり。体力は結構必要でした。パチンコ台のトラブルの対処もしましたが、なにぶんギャンブルですので、お客さんの中にはかなり厳しく従業員に当たる人もいます。しかし、いちいち真に受けてもいられないので、とりあえず笑顔でごまかします。開店前や閉店後も雑務が多くて時間がかかりますので、11時閉店なら、店をでる時間は12時を必ず回っていました。

社員に対する規則は厳しく、服装はもちろん、お客さんに対するおじぎの角度なども細かくチェックされます。何ヶ月かに一度姿勢などをチェックする専門の担当者がいて、私たちホールスタッフには内緒で上の階でモニター越しにチェックすることがありました。また、朝礼の時は笑顔作りの練習や発声練習も行いました。笑顔に関しては特に厳しかったと思います。今思えば「常に笑顔を絶やさず、気持ちの良い接客態度」がそのパチンコ店の売りだったと思います。しかし、そんな笑顔がいっぱいの職場でも笑えなかった事件がありました。

その事件はなんの前触れもなく突然やってきたのです。ある日、いつものようにホールで仕事をしていました。その日は「新台入れ替え」と言う新しいパチンコ台を導入した日で、お客さんも結構いらっしゃいました。新台入れ替えはパチンコ店の一つの目玉なのです。私が普段通りにホールで仕事をしていると、突然真っ暗になりました。そう停電です。その当時のパチンコ台は電源が切れると大当たりも消えてしまうものだったので、お客さんはその大当たりを逃がしてしまうことになるのです。しかも電気がついていないのは、パチンコ店のみ。お客さんは怒って、わざとやったのだろうと文句を言ってきます。しかしながら私たちアルバイトにはどうしようもなく精一杯の笑顔で平謝り。その後電気も復旧しなんとかお客さんをなだめてその場を取り繕いました。

ようやく雰囲気も落ち着き、仕事を再開してまもなく、2度目の「バツッ!」さすがに、この時は笑顔を作ることが出来ませんでした・・・
後でわかったのですが、新台の消費電力量があまりに大きかったため、ブレーカーが落ちたとの事でした。
最近のパチンコ台は停電でもバックアップ機能が付いているそうで、この様な事にはならないらしいです。これから働いてみようと思っている方は安心してくださいね。最近では、玉をカードに直接貯めることが出来るパチンコ店もあるそうです。力仕事だとあきらめていた方は、その様な力仕事があまりないお店を探してみてはいかがでしょうか。(34歳、男性)


もう何年も前になるけど、引っ越し屋さんのスタッフのアルバイトをしたことがあります。正確には人材派遣会社に登録して、そこから派遣されて行くのですが、3月末はどの引っ越し会社さんも人手不足のため人材派遣会社を通して人材を確保するそうです。最近ではテレビコマーシャルなどで、すべてのスタッフが自社の社員と宣伝している会社を見かけるけど、他社との差別化図っているのだと思います。

実際に引っ越しの仕事に就く前に人材派遣会社の事務所で、引っ越しの仕事を説明するビデオを見た後、荷物を梱包する講習会を受けました。一度では自信がなかったので講習会には2回参加したのを覚えています。その拘束時間については時給は出なかったと思います。

実際に引っ越しの仕事に向かう時は、リーダー、サブリーダーがいて、その人たちが現場での指揮をとります。例えば5人程度の規模の引っ越しなら2人が部屋の中で家具などを梱包し他の3人で段ボールや梱包の終わった家具などを運び出しトラックに乗せます。リーダーは引っ越し会社の社員の方がつく場合もありました。家具の中にはかなり重い物もあるので、力は必要だと思いがちですがコツさえ掴めば意外と運べると思います。ただし、経験者の中にはアルバイトのなかで一番体力的にきついという方がほとんどでした。確かに、新築のマンションなどで台車が使えなかったり、エレベーターがなかったりした場合はかなりハードではあります。確か当時は5階建てのマンションまでならエレベーターの設置は任意だったと思います。5階の荷下ろしも体験しました。

後は経験を積んでリーダーになることができれば、責任はもちろん重大ですが、自分で効率のいいように行程を考えたり、人材を決めたり出来るので、やりがいや面白さもぐっとアップすると思います。

ただ、終わる時間は正確ではない場合がほとんどです。忙しい時期は3件4件の引っ越しを行うことも珍しくありません。引っ越しの準備が出来ていないお家などでは予想以上に時間がかかってしまいます。

私が経験した中で一番きつかったのが、とある大学の教授の引っ越しでした。4階だったのですがエレベーターは無く、部屋には床が抜けるんじゃないかと思うほどの本が山積み。しかも段ボールにその本を入れるのですが、高価な本などは傷がつかないようにとの注文までありました。外の気温は低かったのにもかかわらず汗だくで運んだのを今でも覚えています。
引っ越しのスタッフは確かに体力が必要ですが、面白さもいっぱいあるアルバイトでした。                          (27歳、男性)


1,交通誘導員と携帯電話の開発
まず面接に合格して初めにやることは4日間の研修でした。ビデオを見たり、交通法規を勉強したり。車の誘導の仕方や笛の使い方までも指導されます。笛は鳴らす時間と間隔で運転手に目的とする場所までの距離を伝える役目もしているのは初めて知りました。

このバイトを選んだ動機は、立っているだけで楽そうでしかも時給もそこそこ高いという不純な動機でした。しかしそんな考えはすぐに消え去りました。交通量が多い場所での交通誘導は非常に気を付けなければならないので神経を使います。変な誘導をするとドライバーの方からクレームをつけられたり、事故につながる恐れもあるので気が抜けません。また距離の長い片側交互通行などではお互い無線でやりとりするのですが、車が来ているかどうかを目で確認できないのは結構不安でした。
また、ただ立っているだけで楽だと思っていたのですが、夏の暑い日にヘルメットをかぶって立ち続けるのは結構疲れます。現場によっては田舎ののどかな風景を見ながら数時間に一台通るかどうかの道路でも交通誘導をしたことがありますが、その時ほど時間が長く感じたことはありませんでした。

この仕事のメリットは人と話す時間が短いので人間関係で困るといったことはあまり無いように思います。一人で仕事をするのが好きな方には向いている仕事かもしれません。

まったく違う話になってしまいますが、新しく開発された携帯電話の通話確認のアルバイトをしたこともあります。あまり求人ではみかけないのですが、人材派遣会社に登録していて、そのアルバイトを紹介されました。
 アルバイトの内容は、2人一組になって、開発された携帯電話から電話をかけ、何度つながるかテストするものでした。開発段階の携帯電話は何度かけても相手につながらず、ただかけた回数をチェックする簡単な内容でした。社内でも電波の弱いところを探し、そこで実験をすると言ったこともしました。開発が進むにつれ、性能が向上しだんだんつながる様になっていったのが面白かったです。

まったく関連性のないアルバイトでしたが、どちらのアルバイトも社会経験を積む意味で非常に勉強になったと思います。たとえアルバイトといえど、お金を貰う以上は責任と義務が発生します。学校では教えて貰えない事も数多く学べた気がします。
                           (22歳、男性)

世の中には仕事の数だけアルバイトがあると言っても過言ではありません。そこはさまざまな社会でのルールを教えてくれる場でもあると思います。これからアルバイトを始めようと思っている方やアルバイトをしている方に少しでもお役に立てれば幸いです。また、各体験談は、筆者が加筆、修正した部分がありますのでご了承ください。ここで紹介した内容は実際の仕事内容と異なる場合もあります。

最新ニュース

  • Yahoo!ニュース…最新の話題、ニュース速報
  • Yahoo!…日本最大のポータルサイト
  • Yahoo!ショッピング…買い物、オークションのネットマーケット