高齢化社会が加速している現代においてなくてはならない仕事です。しかし、現状では必ずしも労働に見合っただけの報酬を得られるとは言い難いでしょう。今後は行政側の取り組みに期待したいと思います
?ホームヘルパー
ホームヘルパーは、在宅の高齢者や障害者宅を訪問して、介護サービスや家事援助サービスを提供する仕事です。ホームヘルパー(訪問介護員)の資格には1?3級課程がありますが一般的に2級課程から取得する人が多いですし、求人でも2級以上としている事業所が多いです。これは3級取得者は家事援助しか出来ないのに対し、2級取得者は家事援助に加え身体介護・移動介助ができるためです。資格の取得のためには自治体や社会福祉協議会、会社などさまざまなところで実施している 「介護員養成研修」を修了することが必要となります。2級課程では130時間、1級課程では230時間の研修が義務づけられています。現在の勤務形態は非常勤職員が全体の8割とパートでの人材が必要不可欠となっています。ただし、就労時間はさまざまで、最近では24時間介護を打ち出している事業所もありますが、必ずしも自分の希望とは一致しないかもしれません。また訪問するお宅までの交通費も各事業書により異なります。訪問までにかかる時間を時給に加える事業所や、時給額は異なるが給与を支払う事業所もあります。実際に訪問してからの仕事にかかる時間はさまざまで1時間だけということも多いようです。その分をどのようにカバーされているのか面接の時にしっかりと確認するといいでしょう。ちなみに2級取得者は取得後実務経験3年以上で「サービス提供責任者」としての仕事もできるようになります。サービス提供責任者は正社員として雇用される事も多いのでスキルアップを図るのにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
?介護福祉士
介護福祉士は身体的、精神的な障害により日常生活行動に支障のある人に対して介護し、生活を送るための支援を行うことを目的として制定された国家資格です。職場としては、特別養護老人ホームやデイケアセンター、障害者の福祉作業所などがあります。介護福祉士の資格の取得方法は2つあります。一つは厚生労働大臣の指定する養成施設を修了すること、もう一つは介護実務経験3年以上で国家試験に合格することです。専門の学校に通わずとも働きながらスキルアップできる点は大変魅力的だと思います。
?ケアマネージャー(介護支援専門員)
福祉系の資格の中で、もっとも取得が困難な資格かもしれません。主な業務は介護保険制度を利用しようとしている方々に対してのアセスメント、ケアプランの作成、サービスの調整などを行います。資格の取得方法は、定められている法定資格(医師や看護士、介護福祉士など)を取得後5年間の実務経験を経て、試験に合格しなければなりません。また、法定の資格がなくとも所定の福祉施設で10年以上介護などに従事すれば、受験資格が得られます。取得の道のりは長いですが、求人は多く給与の面でも他の介護職に比べ優遇されていますので、一生涯にわたる資格であると思います。
インターネット社会の発展で場所を選ばず、自分の都合のいい時間できる仕事が増えている事が最大の魅力と言えます。ただし、最近では仕事に必要なためと高額なパソコンやソフトを買わされたりする悪徳事業所も多いようです。そのような事業者の被害に遭わないためにあまりに好条件がそろっている場合は注意が必要と言えるでしょう。
?ホームページ作成、コンテンツ制作スタッフ
Web業界はさまざまな専門的知識をもつ専門家により分業されている場合が多いです。一つのサイトを作る場合、文章を書くライター、デザインを担当するWebデザイナー、プログラミングを担当するWebプログラマー、総合的な仕事を行うWebディレクターなどがあります。専門的な知識はそれぞれ違いますが、ネット関係の基礎知識は不可欠となります。ただし、未経験からでもしっかりと指導してくれる事業所もありますので、探してみるといいでしょう。
?プログラミング関係
プログラミング言語を使って実際にプログラムを作成する仕事です。また、システムエンジニアと呼ぶ事業所もあります。正確にはシステムエンジニアがシステムの設計を行うのに対し、プログラマーは設計に基づいてプログラミングのみを行うという意味だそうです。ただし現在ではその境界線はあいまいな部分が多く、両者の仕事を一人で担当することも少なくありません。プログラミング言語を扱える知識が必要となりますが、両者を一人でこなせるようになれば、仕事の幅は非常に広くなります。
?CADオペレーター
CADとはComputer Aidied Designの略で、設計作業をコンピューターで支援しながら行うことを指します。従来は手書きで行っていた製図などをコンピューターを使って行うのですが、そのための専用のソフトが必要となります。職場で働く場合は会社側が使うソフトを用意してくれますが、自宅で仕事を請け負う場合には事業所に借りる場合もあります。CADオペレーターは自動車産業や機械分野、家電、最近では服飾などさまざまな業種で活躍しています。使い方を覚えれば特別な資格がなくても働けるのも魅力の一つでしょう。ただし、3次元CADと呼ばれるような専門的な知識が必要な場合もあります。また、スキルアップしていけば将来は独立開業することも可能であると言えます。
?データ入力スタッフ
コンピューターを使い、伝票や文章などの打ち込みを行う仕事です。特に専門的な知識はあまり必要としませんが、一般的に使われているワード、エクセルの知識はあったほうがいいでしょう。ワード、エクセルは独学でも十分学べます。また、在宅でデータ入力の仕事を募集している場合もあります。
専門的な仕事はなかなかアルバイトやパートといった非正社員の募集はあまりないかもしれません。しかし、その中でも未経験でも将来的に資格を取得することを前提に経験を積むといった意味合いの募集もあります。たとえ専門的な知識、資格がなくとも同じ分野の求人には常に目を通しておくといいでしょう。
?医療事務
病院などでレセプト(診療報酬明細書)の作成などの保険請求業務を中心に、医療に関する事務を担当したり治療費や保険点数の計算などの会計業務などを行います。レセプト作成の為の保険制度の仕組みや点数計算の技能が必要なため、複数の団体で独自に設けている資格のどれかを必要とする場合がほとんどです。資格取得の為には認定されている学校に通うかもしくは通信講座でも可能です。また同じような業務を行う職種に介護事務もあります。介護事務は介護保険に関する事務を主に行います。こちらも複数の団体で独自に資格を設けていますので、なんらかの資格を取得した方が就職に有利と言えます。もちろん通信講座もあります。
?トリマー
近年のペットブームを受けて人気が上がっているトリマー。一口に言うと犬や猫の美容師さんです。毛のカットやシャンプーなどのトリミングを行います。この仕事に就くためにはやはり資格の取得が一番です。国家資格ではないので、団体ごとに資格制度を設けています。スクールの期間はさまざまですが、1年から2年が多いようです。また、カットの技術だけではなく、獣医学の知識も大切となります。将来的には独立も可能な資格・仕事だと言えます。ちなみにせっかく資格を取得してもシャンプーなどで手が荒れ、仕事が続けられないケースもあるそうです。
?塾講師、家庭教師
どちらも勉強を教える仕事になります。最近では幼稚園入園前の英会話教室なども人気が高いそうです。基本的に塾講師は大勢を相手に勉強を教え、家庭教師は一人一人となります。特に必要な資格とかはありませんが、塾講師は大学卒業が基本とされているようです。
?パソコンインストラクター、その他のインストラクター
パソコンの使い方を教える講師となります。ワードやエクセルはもちろんのこと、プログラミングなどの高度な専門知識を持っていると選択の幅が広がります。パソコンに限らずインストラクターの仕事は、ただ単に知識を教えるだけではなく常にわかりやすく教えられるように学び続けなければなりません。責任感と向上心が必要な仕事と言えるでしょう。
ここでは医療、健康に関する仕事を見ていきたいと思います
?歯科助手、歯科衛生士
歯科助手は歯科衛生士とは違い、特別な資格がなくても大丈夫です。医療行為はできませんが、治療の為の準備などを行います。一方歯科衛生士は器具の消毒や歯垢の除去など診療の補助を行います。ただし歯科衛生士になるためには国家試験に合格しなければならないので、専門学校などの歯科衛生士養成期間で専門知識と技術を身につける必要があります。どちらもパートとしての求人がありますが、歯科衛生士は常勤で募集しているところも数多くあります。また、歯科関係の仕事はほかにも歯科技工士があります。常勤での雇用がほとんどで非正社員での求人は少ないのですが、こちらも国家資格の取得が必要となります。
?カイロプラクター
カイロプラクティックを行うのが仕事となります。カイロプラクティックとは、アメリカで発展した脊椎の矯正法のことです。身体の中心である脊椎の歪みやズレに対して手を使って矯正し、身体の疲れやむくみを改善する効果があります。日本では公的な資格制度はなく、特別に資格が必要ということではないのですが、技術が要求されますので、専門学校などで整体やカイロプラクティックの理論を学び技術を習得するのが一般的です。また将来的には独立開業の道もあります。
?リフレクソロジスト・フットセラピスト
リフレクソロジストは、足裏のマッサージを基本として疲労回復や健康増進を目的として行うセラピーです。一方フットセラピスト足に関するいろいろな症状に対応する専門家です。まき爪やタコ、外反母趾などの対応から歩き方のアドバイスまで行う場合もあります。どちらも日本には公的な資格はまだありませんが、各スクールで独自に資格制度を取り入れていますので、まずはその資格を取得すると有利と言えるでしょう。最近では足裏マッサージ専門の店などが登場し、人気があるそうです。職場は専門のサロンのほかエステサロンやリフレクソロジーのサロンなど幅が広いのも特徴といえるでしょう。
?さまざまなセラピスト
最近の健康ブームもあり、いろいろなセラピーが登場してきています。香りの専門家であるアロマセラピスト、色彩に関するアドバイスを行うカラーセラピスト、動物とのふれあいから癒しを体験できるアニマルセラピーなどなど。現在ではスクールが充実しているので目指す方はまず基本的な知識と技法を身につけることが近道であると思います。ただ、どの仕事でも直接人と関わり合いを持つため、コミュニケーション能力も忘れてはいけません。共通点は「癒し」なのですから。
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